革命の中に生きた人たち

ルイ16世(1754〜93)
 ルイ15世の孫。旧制度の
ゆきづまりから革命が勃発し
最終的には廃位され、処刑された。
革命勃発時



  35歳
マリ=アントワネット(1755〜93)
 ルイ16世の妃。オーストリアの
マリア=テレジアの娘。派手好き
で浪費家。恐怖政治下で刑死した。








  34歳
ミラボー(1749〜91)
 貴族出身の政治家。立憲君主
主義の立場をとり、国民議会の中
心として活躍したが、裏では国王
と取り引きし過度の民主化を阻止した。





  50歳
ラファイエット(1757〜1834)
 自由主義貴族。アメリカ独立戦争に従軍。
パリ国民軍司令官。人権宣言の起草者の一人。
革命の激化によって、オーストリアに亡命した。
ナポレオン政権獲得後に帰国し、七月革命に
活躍した。





  32歳
マラー(1743〜93)
 医師出身の革命政治家。国民公会の山岳派
のリーダー。公安委員を務め、恐怖政治初期の
最大の実力者であったが、ジロンド派のシャルロ
ット・コルデーに自宅で刺殺された。





  46歳
ダントン(1759〜94)
 弁護士出身の革命政治家。国民公会議員と
なりジャコバン右派とされた。エベール派と対立、
同派弾圧直後にロベスピエール派に逮捕され処刑
された。




  30歳
ロベスピエール(1758〜94)
 弁護士出身の革命政治家。ジャコバン派のリー
ダーとなり、マラー暗殺後に公安委員となり、サン
キュロットの要求をいれて恐怖政治を推進。ジャコ
バン両派の弾圧を行い、革命の徹底を図るが、テル
ミドールの反動で処刑された。





  31歳
ナポレオン(1769〜1821)
 コルシカ島の貧乏貴族の次男。軍人。フランス革命
では、ジャコバン派を支持。テルミドール政変で一時
投獄されたが、95年10月の王党派反乱を撃破、96年
3月戦局打開のためイタリア方面軍司令官に起用され
イタリアに遠征、98年5月エジプトに遠征、99年にブリュ
メール18日のクーデタによって統領政府を樹立した。軍
事的成功を背景に皇帝となり、イギリスを除くヨーロッパ
全土を支配した。









  20歳
ネルソン(1758〜1805)
 イギリスの名提督。トラファルガーの海戦でナポレオン
を撃破したが、戦死した。しかし同海戦の敗北によって
ナポレオンはイギリス上陸作戦を断念した。





  21歳
[index][トップに戻る]